研究者にもマーケティングは必要ですか?
はい、研究者にもマーケティング活動が必要です。
研究成果を広く知らしめる、資金調達、共同研究や産学連携の推進、研究者自身のブランディング、研究成果の社会への還元など、マーケティング活動には様々な目的があります。そのツールといえば、WebサイトとSNSが中心となります。
今回はWebマーケティングの入口ともいうべき「SEO(検索対策)」具体的な内容を紹介します。
研究者ホームページのSEO(検索対策)
1. キーワードリサーチ
まずは、研究分野や専門分野に関連するキーワードをリサーチします。Google AdWordsのキーワードプランナーやGoogle Trendsなどを使って、検索数や競合度合いを調べ、効果的なキーワードを選定します。
2. タイトルタグの最適化
ホームページのタイトルタグは、検索エンジンが表示する最も重要な要素の1つです。適切なキーワードを含め、わかりやすく魅力的なタイトルタグを作成しましょう。
3. メタディスクリプションの最適化
メタディスクリプションは、ホームページの説明文で、検索結果に表示されます。キーワードを含めつつ、読者がクリックしやすい説明文を作成しましょう。
4. ヘッダータグの使用
ホームページのコンテンツには、h1、h2、h3などのヘッダータグを使って、適切な階層構造をつくるようにしましょう。キーワードを含めたタイトルをh1タグに、それ以外の見出しを適切なhタグに設定することで、検索エンジンに内容を理解しやすくすることができます。
5. コンテンツの充実
検索エンジンは、コンテンツの充実度合いを重視しています。研究者のホームページでは、研究成果や論文の概要、自己紹介、研究実績、研究テーマなど、専門分野に関連した多彩なコンテンツを充実させることが大切です。
6. 内部リンクの設定
研究者のホームページ内のコンテンツ同士を内部リンクでつなぐことで、検索エンジンはページの構造を理解しやすくなります。また、訪問者が興味を持ったコンテンツに自然に誘導することができます。
7. 外部リンクの取得
外部からのリンクは、検索エンジンでの表示順位に大きな影響を与えます。自身のウェブサイトへのリンクを、同じ研究分野の専門家や学術論文等から取得することで、表示順位を上げることができます。
8. コンテンツの品質を向上させる
検索エンジンは、コンテンツの品質を重視しています。より優れたコンテンツを提供することで、検索結果の上位に表示される可能性が高くなります。そのためには、以下のようなポイントに気を配る必要があります。
- 読みやすい文章を書く
- 論理的な構成にする
- 質の高い画像を使う
- 動画や音声など、多様なコンテンツを用意する
9. モバイルフレンドリーなページにする
モバイルファーストインデックスと呼ばれるGoogleの検索システムにおいて、モバイルページの評価が重要視されるようになっています。モバイルフレンドリーなページを作ることで、検索結果の上位に表示される可能性が高くなります。以下のポイントに注意して、モバイルフレンドリーなページを作成しましょう。
- レスポンシブデザインを採用する
- ページの読み込み速度を高速化する
- タップ可能な領域のサイズを大きくする
以上が、研究者がSEOに注意すべきポイントの一部です。これらのポイントを踏まえて、ホームページを制作することで、より多くの人に自分の研究を知ってもらうことができます。
株式会社ディーアイケイは、マーケティングやSEOに強いコンサルティングスタッフが在籍しています。
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