質問(S私立大学様)
ホームページを制作する上で、使いやすさや障害者対応などのアクセシビリティやユーザビリティについて、どんな対応をしているか教えてください。
答え
大学、研究室、学会のホームページを制作する上で、当社が対応しているWEBアクセシビリティ、ユーザビリティの基準は以下となります。
前提
当社は、1999年、障害児のオンラインカウンセリング、オンライン教育のコンテンツ制作会社としてスタートしました。
特別支援学校の先生方と2年間にわたるデジタル教科書づくりや、発達障害児の心理評価ソフトを大学の研究室と共同開発した実績もあります。
ホームページ制作においても、障害者へのアクセシビリティ、一般のユーザへのユーザビリティといった「使いやすさ」を常に追求しています。
標準対応
①アクセシビリティ
障害のある方、障害のない方にも、バリアのない、使いやすいホームページを作ります。
- 高齢者にも読みやすい大きな文字、読みやすい行間。
- 色の識別ができない方でも理解できる内容にする。
- 音声読み上げに適した構造にする。
- その他、W3Cが勧告している「Web Content Accessibility Guidelines」(外部リンク)や国、自治体のガイドラインに沿ってWEBコンテンツを作成しています。
※ただし、完全準拠ではなく、可能な限り対応するという形になります。デザイン、仕様により、完全準拠が難しくなる場合もあります。
②ユーザビリティ
初めての方も直感的に操作できること、どんな方が使っても同じ操作ができること、操作ミスなく、目的のコンテンツにたどり着けるよう、インターフェイスやサイト構成を検討しています。
- 構造的なサイト構成、階層別・目的別のナビゲーション、パンくずリストの表示。
- ページによってデザイン・レイアウトやカラーリングが異ならない統一感のあるサイト。
- パソコンでもスマートフォンでも押しやすいボタンの配置。
- ポップアップ画面は原則として使わない。
- 難解な専門用語には説明を入れる(努力目標です。原稿著者の先生方の協力が必要です)。
- 不要な装飾を減らして、コンテンツを見やすく、探しやすくする。
※一例です。その他、随所でユーザビリティ対応をしていきます。
③スマートフォン対応
パソコンだけでなく、スマートフォンで閲覧した場合も、コンテンツが見やすいような構造にします。
- 同じコンテンツで、パソコンとスマートフォン閲覧時に自動的にレイアウトが変化する「レスポンシブデザイン」(Responsive Web Design)を採用。
- 画像を使った文字、小見出しなどを極力使わず、テキスト化する。
- スマートフォンでも読みやすいテキスト(文字)バナーを推奨。
※一例です。その他、随所でスマートフォン対応をしています。
2022年10月24日